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成年後見制度はしてはなりません!(1)
- 2014年09月15日
- こんにちは事業承継自社株対策相続対策専門、東京都文京区の税理士伊藤俊一と申します。
家族信託・民事信託についての実務的な留意点と検証です。
成年後見、任意後見は絶対にやってはいけません!
成年後見制度は非常にデメリットが多い制度です。そのデメリットを一言で表すなら使い勝手が極めて悪い、という一点に集約できます。
成年後見は趣旨が「被後見人の保護」ですから、その趣旨に反する一切の支出は認められないことになります。
不動産投資(サラリーマンがよく副業でやっているものです)や相続税対策全般に係る支出についても、制限されます。その効果は直接的に「今被後見人に役立つものである」と認められる可能性が低いからです。つまり被後見人に対する「有益な行為」であると絶対的な確証があるものとして認められないため、制限されるということになります。なんだかおかしな制度ですね。
確かにいわゆる「相続対策」全般は絶対的な効果を未来永劫保証するものではありませんので。さらにデメリットは続きます。
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